適切な食事と栄養管理
年齢別の食事量、おすすめフード、避けるべき食べ物について詳しく解説します。
公開日: 2025年1月5日読了時間: 約8分
年齢別の栄養ニーズ
ポメラニアンの栄養ニーズは年齢によって大きく異なります。成長期の子犬は高カロリー・高タンパクの食事が必要ですが、成犬になると維持期の栄養バランスが重要になります。
シニア期に入ると消化機能が低下するため、消化しやすく栄養価の高い食事に切り替える必要があります。愛犬の年齢と体調に合わせた適切な食事管理を行いましょう。
年齢別食事量の目安
| 年齢 | 体重 | 1日の食事量 | 食事回数 |
|---|---|---|---|
| 子犬(2-6ヶ月) | 0.5-1.5kg | 30-80g | 3-4回 |
| 子犬(6-12ヶ月) | 1.5-2.5kg | 60-100g | 2-3回 |
| 成犬(1-7歳) | 2-3kg | 70-120g | 2回 |
| シニア(7歳以上) | 2-3kg | 60-100g | 2回 |
フード選びのポイント
ポメラニアンのフード選びでは、小型犬用に設計された粒の小さなドライフードがおすすめです。また、添加物が少なく、良質なタンパク質を主原料としているものを選びましょう。
アレルギーを持つ個体もいるため、新しいフードに切り替える際は徐々に混ぜながら様子を見ることが大切です。
良いフードの条件
| 項目 | 良い例 | 避けるべき例 |
|---|---|---|
| 主原料 | 鶏肉、魚肉、ラム肉 | 副産物、ミール類 |
| 穀物 | 玄米、オーツ麦 | 小麦、とうもろこし(大量) |
| 添加物 | 天然保存料、ビタミンE | 人工着色料、BHA、BHT |
| 粒サイズ | 小粒(5-8mm) | 大粒(12mm以上) |
与えてはいけない食べ物
人間の食べ物の中には、犬にとって有害なものが多数あります。特にポメラニアンのような小型犬は、少量でも中毒症状を起こす可能性があるため注意が必要です。
家族全員がこれらの食べ物について理解し、誤って与えることがないよう注意しましょう。万が一摂取してしまった場合は、すぐに獣医師に相談してください。